開発秘話のご紹介
これは、知名宏師本人の右耳を型取りして作成した手帳です。20〜30年前に作りました。
これまでたくさんの方がスピーカーの試聴に見えたが耳がいい人はそういない。
多くのことを気づかせてくれます。そういった方の名前をここに記録しようと作りました。
試聴に来店された国◯さんがアンプのボリュームどんどん絞っていました。
何をしているのか尋ねたら
「これはどんなに音を小さくしてもはっきり聞こえる」と答えました。
何のことかな?と思ったら「絞ってもピアニッシモが綺麗に、まだ聞こえる」と言いました。
こんなに敏感な人もいるんだな。と気付かされました。
これまではそこには全然着目していなかったが、そのことがきっかけでピアニッシモを気にするようになりました。
とてもソフト(very soft)という意味のイタリア語。音の強弱で「きわめて弱く」という意味。
音楽の演奏にはピアニッシモという言葉があるくらい、演奏とういうのは難しい。どんな楽器にしてもピアニッシモにいくに従って音程がぶれてくる。
そこが腕のみせどころで
強く演奏するよりも、どんどん消えるように演奏することは難しい。
外国人が多い。手帳にも英語のサインがあります。
耳に自信がある方。ぜひこの手帳に名前を残しに来てください!
また、知名宏師本人も耳がいい人の一人。テレビ番組の「芸能人格付けチェック」ではいつもパーフェクトで正解しています。もちろん知名オーディオを繋いででテレビを見ています。
ストラディバリウスを昔お客さんに勧められ聞きにいったことがあります。感動して涙がでました。あの時聞いた音の再現を目指して追求しています。